人間の疑問

今の現代の社会・経済。本当に正しいのか。いろんな視点で深く考えたい。アウトプットして、自分のモチベーションを上げる。

怒ると叱る

この2つの言葉はとても似ているように思いますが、
まったくちがうと思います。

怒るというのは、
感情的になり、感情の高まりをぶつけているものになります。

叱るというのは、
いい方向に向かう様に、
目上の人から目下の人に指導することです。

そこから考えると、
教育においては、怒る必要はなく、
叱る必要があります。

失敗をして腹を立てるのかもしれませんが、
怒ったところでなにも伝わりません。
怖いイメージが付くだけだと思います。
次第に顔色を伺う様になり、
自主性がなくなると思います。

学校の現場においても、
怒鳴ったりしたところで、
この先生は怒らせたら怖い。
そのイメージしかないと思います。
下手したらなんで怒られたか、
わからないレベルだと思います。

そんな時においては、
叱るべきだと思います。
まず、何がいけないのか、何をすればいいのか。
その2つを考え、伝えれば伝わります。
子供に対しては特に考えて欲しいと思います。
意外に、何がいけないのかというのは、
子供が悪い場合が少ないのかもしれません。
ほとんどが大人の都合なのかもしれません。
そんな場合に子供を怒って何になるのでしょうか。
そして、その怒り方は、
違う人に対して、同じように怒ります。

結局、目下の人に対して、
叱ることというのは、とても難しいと思います。
介護の現場でもよく虐待など問題になりますが、
おんなじことが怒っていると思います。

人間は赤ちゃんから大人になり、
そこから年をとり、再び赤ちゃんのように戻るとも
言われています。
そんな中、弱い立場の高齢者に対し、
怒るのか叱るのか。
そこは自分の心の余裕に委ねられると思います。
イライラしたりすると思いますが、
それをコントロールすれば、
相手にいい方向へ伝わると思います。